2017/02/10
コンシールファスナーの付け方
「コンシールファスナー」とは、ファスナーを締めたときにファスナーが見えないファスナーで、よくレディースのワンピースなどに使用されています。
また、特徴として、豊富なカラーバリエーションがあります。生地に合わせた色をしようすることで、仕上がりがきれいになります。
コンシールファスナーは縫うのに少しコツがいるので、2回に分けて縫い方を解説します。
コンシールファスナーを縫う方法
スカートの脇にコンシールファスナーを縫い付ける想定で説明していきます。
縫い代は予めロックミシンやジグザグミシンで処理を行ってください。
「開き止まり」まで縫う
ファスナーの終りの部分を「開き止まり」といいます。
取り付けるファスナーの長さを考慮して開き止まりにノッチ(切れ込みの印)を付けます。
※おそらく、型紙に「開き止まり」と書いてあると思います。
裾から開き止まりまで縫います。
ファスナー部分を仮縫いする
次にファスナーの部分に粗ミシンをかけて仮縫いをします。
メモリは5〜6くらいの大きな縫い目で縫いましょう。
縫い代をわる
縫い代を左右に倒し、アイロンをかけます。
※面倒ですが必ずアイロンをかけましょう。仕上がりが変わってきます。
コンシールファスナーをしつける
しつけ糸でファスナーを固定します。この時に、ファスナーの頭にある金具を出来上がり線から5mm下の位置で合わせます。
今回はここまでです。次回はコンシールファスナーをミシンで縫い付けます。
Tag: コンシールファスナー, ファスナー, 縫い方