フォーマル&リトルブラックドレス 作りました

おすすめの本でも紹介したフォーマル&リトルブラックドレスの本から作ったワンピースの紹介です。

フォーマル&リトルブラックドレス

本では黒い生地を使って、リトルブラックドレスとしてフォーマルな場所に着ていけるようなデザインです。

アレンジで首と袖を白い布にしました。

仕上がりの感想

胸のタック部分をまっすぐ縫えたら他は簡単なので、スイスイ縫えました。
本では「襟」となっていますが、「襟」というか、襟の部分が切り返しになってるっていう感じです。
シンプルですが、スカート部分のふんわり感も気に入っています。
お出かけの時に着ていけるお気に入りの服です。

メインの生地はソレイアードを使っています。薄手の生地です。柄が細かいので柄合わせの必要もないし、薄手でもハリのあるコットンなのでとっても縫いやすいです。
ソレイアードの中でもこの薄手のローンは、いい意味で手作り感がでない仕上がりになるのでお気にい入りです。
(個人的に厚手のコットンはいかにも手作り!という雰囲気が出てしまう気がして避けています)

アレンジした部分

半袖にして、首と袖のところに白い布を使ってアレンジしています。
袖のアレンジは、パターン展開がわからない方でも簡単にできるのでおすすめです。
(基本的に身頃とくっつく肩の部分をかえなければ、好きに書いてもだいたい大丈夫です。アレンジした場合はかならず仮縫い用のシーチングで仮縫いしてくださいね)

アレンジに使った白い生地は、Fab-Fabricさんで購入したものだったと思います(うろ覚え)
同じパターンでも生地を変えたり、少しアレンジしてみるとだいぶ違うデザインに見えますよね。
特にこのパターンは「襟」のと見頃の生地を変えるだけでもかなりかわいいと思います。

本に載っている薄手の柔らかい生地は初心者さんには少し縫いづらいと思いますし、糸調子を合わせるのもなかなか難しいです。
なので、自身の無い方は、薄手のローンで作るのがおすすめですよ。


サイトオープンしました

はじめまして。ソーイング手帖の中の人です。

3年ほど前に作って放置していたサイトを気が向いて作り始めました。
放置している間に、リンクいただいていたようでとてもうれしいです…。

こちらで紹介されていたようです。
▼MARBLE
かわいい【がま口金具】を使った小物入れの作り方をご紹介!
http://topicks.jp/28040/

突然、やる気になりました(笑)
がま口の無料パターンで検索していらっしゃった方もいるみたいで、本当にうれしいです。
ありがとうございます!

このサイトを作った理由

私は服飾の専門学校を卒業しているので、一般の方よりも少しだけ洋裁に関する知識があります。

「一般の方よりも少しだけ」と表現しているのは、私がとても不まじめな学生だったため、ほとんど技術がないためです。(悲しい)

本当にできの悪い生徒だったため、卒業してから、ずーっと自分で作品を作ったりしていませんでした。
洋服を作ることに興味がなくなっていて、仕事も卒業してすぐにWeb関係の道にすすみました。

しかしおとなになってあることがきっかけでまた服を作り始めました。

そのあるきっかけ、というのは、本屋で偶然見つけた月居良子さんの本です。

「こんなにかわいいハンドメイドの本がでているんだ!作りたい!」

と思ったのがきっかけです。
私が学生だった頃はこんなにかわいい本、なかったんですよ〜(知らないだけだったのかな?)

その後、時間を見つけては洋服を作っています。
(このあともいろいろと洋服作りにはまっていく流れがあるのですが、それはまたおいおい書きます。)

そして、学生の頃と違って、今はインターネットになんでも書いてありました。

「コンシールファスナーってどうやって付けるんだっけ?」
「水通しってどのくらい浸けるんだっけ?」

とわからないことがあればなんでもネットで調べていました。

いちいち調べているうちに、自分でサイトを作ってまとめたいな、と考えるようになり、このサイトを作り始めました。
このがま口バッグも3年ほど前に初めてがま口を作ったときのものをまとめたものです。

当時よりも制作のスピードは落ちていますが、今度はこのサイトの更新をするためにまた洋服を作りたいと思います。
そんなわけで、よろしくお願いします。

■簡単なプロフィール
性別:女
職業:Web関係で働く兼業主婦
年齢:アラフォー
住んでいるところ:神奈川県
好きな手芸店:オカダヤ、パキラ、トマト
好きな生地:コットン、レース
よく作るもの:ワンピース
好きなパーツ:コンシールファスナー


デイリースタイル マーノクレアールの布でカラー+ベーシックのソーイング

オカダヤさんが押してるので買ってみた本。

モデルさんが外人さんのなので、雰囲気がかっこいいけど、よーく見ると、日本人に似合ってるのかな?ってちょっと疑問になるモード系の服が多め。
表紙のワンピースや、表紙のワンピースを短くしたチュニックなどはだらしなく見えそうで作っていません。。。
(モデルさんが着ていてもなんだか姿勢が悪く見える写真が多い)

その中でもいくつかとってもお気に入りのパターンがあるのでご紹介します。

ブラウス、となっていますが実際はプルオーバーとかそういう感じの形です。出来上がり寸法のバストサイズが113cmとかなりビッグサイズです。手持ちの洋服と比べてみても大きかったので20cmほど調整して作りました。ウエストのところは共布で紐を作る、というパターンなんですが紐を作るのが面倒だったのでゴムを入れました。作ったときはニット素材で作ったので、ロックミシンでガーッと作ってしまったのもあり、裁断から縫製まで1日でできました。簡単です。

ジャケット 春に着るのに良さそう。裏地なしなので丁寧に作らないと脱いだときにかっこわるいので、もう少し腕が上がったら作りたいなと思っています。


シンプルワードローブ コーディネートが楽しくなる服

155cm,165cm,175cmのモデルさんを使って、身長別に出来上がりのイメージが掴める!というのが画期的という本ですが、実際はそれぞれの作品で1名のモデルさんしか着ていないからあまり参考にならないかも??

プルオーバー、チュニック、シャツ、ワンピースなどからパンツ、ジャケット、オーバーオール、トートバッグまであります。

定番アイテムで着回しが効きそうなデザインばっかりで嬉しいし、シンプルな形なんですけど、肩にタックが入ってたり、フレンチスリーブでも変形があったりして、ちょっとかわいい。
フレンチスリーブやラグランスリーブなど比較的初心者さんにも縫いやすいパターンが多いのも嬉しいです。

しかし、注意しなければいけないのは、全体的にダボッとしたシルエットなので、作ってみたらダボダボだった、なんてこともあります。

モデルさんみたいなホッソリした華奢な体型の方であれば、ダボッとしてもかわいいかもしれないんですけど、私の場合はかなり太って見えてしまって、作ったワンピースを無理やり脇を縮めて縫い直しました。
(調整が効くフレンチスリーブでよかった)

ドロースリーブワンピース

ドロースリーブワンピース 写真だとそんなにダボダボに見えないんですが、実際作ってみると紐を締めてもダボダボで無理やりサイズ調整しました汗 ルーズな形のワンピースであってもシーチングで仮縫いした方が安全なんですね。

ドロップネックブラウス

ドロップネックブラウス フラットカラーなので、初心者の方でも作りやすいのではないでしょうか。(シャツは襟が一番むずかしい…!)

一枚したてのジャケット

一枚したてのジャケット 裏地がないので簡単、といイメージがあるかもですけど、裏地がない、ということは「ジャケットを脱いだときに縫い目が見える」ということでもあります。市販の裏地なしジャケットだと、ロックミシンではなパイピングという手法で縫い代を別布で包むのが一般的です。もう少し腕を上げたらパイピングで作ってみたい作品です。※本ではロックミシンの処理になっています。


フォーマル&リトルブラックドレス

フォーマルなドレスを集めた本。
質の良い生地を買ってきて、丁寧に作りたい気持ちになります。
といってもシンプルな形なので、コットンなどで作ればラフな普段着としても気軽にきれるワンピースを作ることもできます。

月居良子さんの本はちょっとダボッとしたラインの服が多いイメージなのですが、この本では割りと身体にフィットするパターンが多いです。
なので、サイズを確かめるためにも必ずシーチングで仮縫いすることをおすすめします!
(いつもはMで作ってるんですが、Lで作ったパターンもありました)

全体的にシンプルなパターンばかりなので、ハンドメイド初心者さんにもおすすめです!
まだチャレンジしてないけど、いろいろ作りたい作品ばかり。

それにしても「この本、欲しいな」と思うと月居良子さんの本であることが多い気がします。

72ページのドレス。黒なのでわかりにくいのですが、胸のところに縦に長くタックが入っていて、ちょっと変わったデザイン。このパターン、大好きで長袖と半袖で2着作りました。

作った作品はこちらで紹介しています

シンプルなワンピース。写真は白いレースと裏布をあわせています。パリッとしたハリのある生地1枚で作ってもかわいいかも。

ずっと作りたいと思いつつ、合いそうな生地に出会えてなくて作っていないです。テロっとしたとろみのある柔らかい生地で作ってみたいですね。(テロっとした生地はとっても扱いにくいので苦手なんですが…)

もくじです。全部で26パターン。お得ですね♪


世界で愛されるプリントのdress

ワンピースのみの本です。
リバティやサンダーソン社、エミリオ・プッチなどのテキスタイルを使っていたり、デザインもとても凝ったデザインで見ているだけでも楽しい。
ちょっと個性が強いので、万人受けはしないかもしれませんが、私は一目惚れで購入しました。
No.06,No.12がお気に入りです。
どの作品も難易度は高めなので、仮縫い用のシーチングで一度仮縫いをしてから、本番で制作することをおすすめします。

ウエストにタックが入ったワンピース。スカート部分がコクーンぽいラインでとってもかわいい。ハリがあるやや厚手の生地で作ってみたいです。

スカートのウエスト部分ががプリーツ状になっている変わった形のワンピース。とってもかわいい。お気に入りです。

作った作品はこちらで紹介しています

上のNo.06の生地違いのバージョン。上下同じ布にしてもかわいいですね。私も水玉でいつか作りたい。

世界で愛されるプリントのdress もくじ

全体的にこんな内容です。


ミシンの種類について 職業用ミシン・家庭用ミシン

手芸を初めたばかりの方で、これからミシンを買いたい方のためのミシン選びのポイントをご紹介します。

ミシンの種類

まずは、ミシンの種類について説明します。
ミシンは、洋服の製造に使用される「工業用ミシン」と、家庭で使う「家庭用ミシン」の2種類に大きくわかれます。
「工業用ミシン」を趣味のソーイングのために買う方は少ないと思いますので、「家庭用ミシン」について詳しく説明します。

家庭用ミシンの種類について

コンピューターミシン

コンピューターが内蔵されており、刺繍や様々なステッチ、文字、ボタンホールなどを自動的に縫える行えるハイスペックなミシンです。
普通のミシンとして使用することはもちろん、刺繍の機能を使って、オリジナルアイテムが作れることが大きな魅力です。
刺繍の柄はキャラクターものの絵柄などもあります。

メリット:刺繍でオリジナリティーを出せる ボタンホールが簡単に作れる
デメリット:高額
こんな方に:いろいろな柄を縫いたい

電子ミシン・電動ミシン

手元のスイッチやフットコントローラーで動くミシンです。
初心者の方でも気軽に扱えるところが魅力です。
価格は安価なものから高いものまで。さまざまなメーカーから選ぶことができます。

メリット:扱いやすい・コンパクト・軽量・厚手の生地は注意が必要
デメリット:サイズが小さいので大きなものは縫いにくい
こんな方におすすめ:主に小物や子供服などサイズが小さめのものを制作したい

職業用ミシン

直線縫い専用のミシンです。直線しか縫えませんが、そのかわり馬力があり、厚手の生地も縫うことができます。
また、ジグザグに縫える機能がついているミシンと比較すると、直線の縫い目が非常に綺麗であるとい特徴があります。
専門学生が購入するケースが多いです。

※わたし(管理人)も服飾の専門学校時代に購入したものを20年近くしようしています。
針やボビンケースなどのパーツは工業用ミシンのものを使用するため、部分縫いなどに便利なパーツを使用できるところもメリットです。
また、ジグザグ縫いはできませんが、専用のアタッチメントを使えばボタンホールを縫うこともできます。

ブラザー製『ボタン穴かがり器

メリット:縫い目がキレイ・厚い生地も楽に縫える
デメリット:重い・直線しか縫えない
こんな方におすすめ:大人服を作りたい・たくさん縫いたい

電子ミシンか職業用ミシンか迷っている方へ

おそらく、ミシン選びで迷うポイントは、電子ミシン(家庭用ミシン)か、職業用ミシン+ロックミシンか、で悩んでいる方が多いと思います。
職業用ミシンもロックミシンもそれなりに高価なものなので躊躇されると思います。

私自身は服飾の専門学校を卒業しているため、職業用ミシン+ロックミシンで洋服を作っています。
職業用ミシンを購入したときは、学校から強く勧められて購入したたため深く考えずに買ってしまったのですが、今趣味で洋服を作るようになって、あの時買っていてよかったと思っています。
そのためこれからガッツリと洋服(特に大人服)の制作をしようと思っている方には「職業用ミシン+ロックミシン」の組み合わせをおすすめします!

職業用ミシン SINGER(シンガー)

△かれこれ20年ほど愛用中の職業用ミシン。SINGER製です。かなり適当に荒く使っている上に、ろくにメンテナンスしていませんが(反省…)故障等なく元気に動いています!

△こちらのロックミシンも職業用ミシンと同じく20年愛用中。衣縫人シリーズです。自動糸通し機能があるので、面倒な糸通しも楽ちんですし、自動的に糸調子も合わせてくれるので、簡単。

その理由としては、以下のものがあります。

・縫い目がキレイである
私が以前所持していた家庭用ミシンが古く、とても扱いにくかったため、糸調子をあわせることが困難でした。
そのため、あまりきれいな縫い目ではなかったと思います。職業用ミシンはコツを掴めば糸調子を合わせることは簡単です。

また、家庭用ミシンではなかなか難しいデニム生地などの厚手の生地も針や糸を合わせれば非常に簡単に縫えてしまうこともメリットだと思っています。

・ロックミシンで端の始末をするとキレイ、早い
職業用ミシンは直線しか縫えないため、生地の端の処理はできません。
なので、必然的にロックミシンを使用することが一般的です。

ロックミシンで生地の処理をすると、とてもキレイに処理できます。
それはロックミシンは生地をカットしながら、処理できるためです。ほつれやすい生地などを扱いう場合、解れた部分を切り落としながら処理ができるのでとてもキレイにしあがります。

また、ロックミシンは端の処理だけでなく、ニット地などの収縮性が高い生地を縫うことにも長けており、カットーソーなどの制作も簡単に行えるため、制作できる作品の幅がぐっと広くなります。

・ボビンケースが扱いやすい
これは個人的な感覚かもしれませんが、家庭用の水平釜がとても使いにくいんです。
職業用ミシンは昔ながらの垂直に設置するタイプのボビンケースを使っているため、入れやすいです。
水平釜のミシンを使用していた時にはよく糸がからまったりしていたのですが(昔の話だから今はないのかな…??)職業用ミシンに変えてからこの悩みはなくなりましたね。

・シンプルな構造
シンプルな構造をしているため、とても丈夫です。手入れも簡単です。
ここもとても気に入っている点です。

家庭用ミシンを検討している方へ

それでもいきなり高額なミシンを買うのには抵抗がある、という方へ、家庭用ミシンを選ぶときのポイントを。

・フットコントローラーが付いている
まっすぐ綺麗に縫うためには、縫っているときに布をきちんと押さえたり、誘導したりすることが案外大切になってきます。
そのため、ボタンでON・OFFを行っていると、とっても面倒。
フットコントローラーがあれば、両手が使えるので綺麗に縫うことができます。

・作業スペースが広いタイプのものを買う
意外と盲点になっているのが、ミシン本体の大きさ。
しまうときに少しでもコンパクトなものがいい、と考えがちですが、実際には大きなサイズのものを選ぶと良いです。
以下の写真をみていただけるとわかると思いますが、黄色い線の部分の作業スペースが広いほど、洋服を縫う際は縫いやすいです。

家庭用ミシンを選ぶコツ

黄色い線の部分が広い機種を選ぶのがおすすめ。大人服などの大きなものを縫うときに縫いやすいです。※写真は職業用ミシンです。

まとめ

これから洋服をたくさん作っていきたい!とお考えの方には、職業用ミシンとロックミシンのセットをおすすめ!
もしも家庭用ミシンを買うときは、フットコントローラー付きのものであることと、本体のサイズに注意です。

メーカーは特になんでもよいと思うのですが、SINGER、JUKI、Brotherなど、昔からあるメーカーの物がおすすめです。
(修理の際などに大手メーカーの方が何かとよいと思います)


リボンがま口バッグの無料パターン