2017/02/16
型紙(パターン)の写し方と綺麗に作るコツ
きれいな作品に仕上げるコツ【その②】でも書きましたが、作品を綺麗に仕上げるためには、まずはきちんと型紙(パターン)をトレースすることが大切!ということで、型紙(パターン)の写し方と綺麗に作るコツを2回に分けて解説します。
用意するもの
- ハトロン紙
- 方眼定規
- カーブルーラー(あると便利)
- シャープペン、もしくは消せるボールペン
- 蛍光ペン(あれば)
- メンディングテープ(大きなサイズの型紙の場合)
- 型紙(パターン)
- ウエイト(重し)、なければマスキングテープ
道具について
まずは、パターンを写すための道具について説明します。
ハトロン紙
型紙を写す用の用紙です。サイズが大きいので、扱いやすく、また紙の厚さも元の型紙が透けて見える程度の薄さでなおかつ破れにくい強度を持ち合わせています。
※いつも、20枚入りのものをオカダヤさんで購入していたのですが、「ロールタイプ」というものもあるようです!7mの長さがあるので、長いものでもトレースできますし、紙も無駄になる部分が少なくて済みそうですね!
ロールタイプのハトロン紙。もっと早く知りたかった!
方眼定規とカーブルーラー
方眼定規は手芸用のものが販売されているので、もしも持っていなければ30〜40cmくらいの長さを買うと便利だと思います。
なぜ、方眼定規がおすすめかといいますと、パターンを写し終わった後に縫い代を付ける際にとっても便利だからです!
1.5cm(よく使う縫い代)の緑色の部分がなにげに便利!柔らかくしなるのでカーブのトレースにも。
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1.5cm(よく使う縫い代)の緑色の部分がなにげに便利!柔らかくしなるのでカーブのトレースにも。
シャープペン、もしくは消せるボールペン
消せるものであればOKです。意外と間違えるので。なるべく芯が細いものの方が綺麗に製図できる気がします。
私はいつも消せるボールを使っていますが(消しカスが散らかるのが嫌でそうしています)熱で線が消えるので、アイロン掛けには注意してください。
蛍光ペン
型紙(パターン)は重なって製図されていてとても見づらい…。特に複数のサイズが用意されている場合は、間違えてしまうことも。
蛍光ペンでトレースしたいパターンにチェックを付けると間違いが少ないと思います。
メンディングテープ
セロハンテープやのりなどでもいいのですが、メンディングテープのよいところは何と言っても、テープの上に書けるということです。
用紙をメンディングテープで繋いだ上からパターンを書くこともしばしばありますので、用意しておくと良いと思います。
私はいつも100均で購入しています。
ウエイト(重し)、なければマスキングテープ
ウエイトでパターン(型紙)とハトロン紙を固定するのが一番よいのです。
ウエイトを持っていなかったときは、マスキングテープで型紙とハトロン紙をずれないように固定していました。
マスキングテープの粘着部分を指で何度か触って粘着を弱らせるのがコツです。
型紙とハトロン紙を直接接着する場合は、型紙にメンテディングテープをまずは貼り付けて、メンディングテープの上にマスキングテープを貼ると剥がすときに型紙が切れてしまうのが防げますよ!
まち針ではなく、ウエイト(文鎮)で型紙を固定すると切りやすいです。
写す前の準備
これから作る服に何個のパターンが必要なのか把握しましょう。
いざ、写す!
まずはそのまま写しましょう。
曲線の部分はカーブルーラーを使ってトレースします。
カーブルーラーが無い場合は、直線の定規を少しずつずらしながらトレースします。
この時に、予めカーブをフリーハンドで大雑把な点線で写すとずれずに綺麗にトレースできます。
ちょっと長くなったので型紙(パターン)の写し方と綺麗に作るコツ②縫い代の付け方に続きます。